AGAオンラインクリニックで本気でAGA(男性型脱毛症の略称。以下AGA)治療を考えている方ならば、AGA治療についての様々な情報についても、事前に色々と調べているケースが多いのではないでしょうか?
そして、色々調べているうちに、AGA治療の投薬治療に伴うデメリットについて気にしている場合も十分考えられます。
特にAGA治療のデメリットとして、血液検査の問題があると言われており、それがAGAオンラインクリニックでの治療に二の足を踏む理由の1つにもなっているかもしれません。
ここではAGAオンラインクリニックで安心して治療を受けていただくため、AGAオンラインクリニックにおけるAGA治療が、健康診断における血液検査へ与える影響について解説したいと思います。
AGAオンラインクリニックで使用する治療薬と血液検査への影響
AGAが、DHTと呼ばれるジヒドロテストステロンにより発生することはご存知の方も多いでしょう。
DHTは、男性ホルモンであるテストステロンが、5αリダクターゼという酵素によって変化した、より強力な男性ホルモンと理解してください。
特に抜け毛の防止には、このDHTの生成を抑制することがキーポイントとなります。
そこで、AGAオンラインクリニック及び一般的なAGAの投薬治療では、DHTの生成を阻害するフィナステリド及びデュタステリドが服用薬(薬効成分)として使用されます。
ところが、このAGAオンラインクリニックで使用される両方の薬効成分共に、健康診断での血液検査においてある問題が生じることが知られています。
それは、血液検査において、前立腺ガンの発症の1つの目安とされるPSAと呼ばれる腫瘍マーカーの数値を低下させてしまうことです。
PSAは、前立腺で生成されるタンパク質であり、前立腺のガンや炎症及び肥大などが発症すると、血液中に漏出しやすくなります。
この現象により、血液検査でPSAが多く見受けられると、前立腺ガンが疑われるという仕組みです。
当然、血液検査でのPSAの数値が低ければ、前立腺ガンの発症があってもないものと見なされ、せっかく血液検査をしているにもかかわらず、前立腺ガンの発見が遅れるということにつながってしまいます。
このことから、血液検査を行う際には、AGA治療を行っていることを、血液検査担当医師に事前に申し出る必要があるとされているわけです。
ちょっと怖いと思った方もいるかもしれません。
AGAオンラインクリニックの薬のメリットやデメリット
血液検査で前立腺ガンの発症をわかりづらくするAGA治療薬には、前立腺ガンの発症自体を抑えるメリットも血液検査での前立腺ガンの発見を遅らせる恐れが、AGA治療薬にあることはおわかりになったかと思います。
当然ながら血液検査問題は、AGA治療のリスクの1つと言う点は間違いありません。
ただ、「血液検査で発見が遅れる」デメリットとは別に、実はAGA治療薬であるフィナステリド及びデュタステリドには、前立腺ガンの発症自体を減らすというメリットがあることもまた事実です。
前立腺ガンは、男性ホルモンと密接に関わっていることが知られており、実際に治療には男性ホルモンを抑制させる治療薬が用いられます。
AGAオンラインクリニックでAGA治療に用いられるフィナステリドとデュタステリドは、どちらも強力な男性ホルモンであるDHT生成抑制効果があるので、結果的には前立腺ガンの発症や成長を抑えるという効果も副産物として期待出来るのです。
これは実際研究によっても立証されているのですが、一方で進行の速い悪性タイプでは逆効果という結果もあり、一概に前立腺ガンを減らすというわけではないことに注意は必要です。
いずれにせよ、AGAオンラインクリニックでも行われるAGA治療により、血液検査において問題が生じることそのものが、単純に前立腺ガンを増やすという意味ではないこともまた事実なのです。
まとめ:AGAオンラインクリニックの血液検査について
AGAオンラインクリニックの血液検査はいかがでしたでしょうか?簡単にまとめさせていただきますと、
・AGAオンラインクリニックでも用いられるフィナステリドやデュタステリドには、血液検査での前立腺ガン発症の兆候をわかりづらくしてしまうリスクがある
・健康診断で血液検査を行う際には、事前に血液検査担当医師にAGA治療を行っていることを伝える必要がある
・一方で、AGAオンラインクリニックで用いられるフィナステリドとデュタステリドには、前立腺ガンそのものの発症予防効果も確認されている。
という事でした。気になっている方は参考にしてくださいね。